電子タバコをメンテナンスする3つの方法

電子タバコをメンテナンスする3つの方法をご紹介します。


「水やお湯を使うメンテナンス」・「エタノールを使うメンテナンス」「超音波洗浄機を使うメンテナンス」があります。
詳細をご紹介しますので、参考にしてみてください。
 
 
1番目は「水やお湯を使うメンテナンス」です。
もっとも手軽にできるメンテナンスがこれです。リキッドの味を変更するタイミングでするといいでしょう。
 
【ステップ1】バッテリーとアトマイザー(噴霧器)を分解します。
バッテリーユニットのバッテリーとアトマイザーを離すことが最初にすることです。アトマイザーの台座はベースと呼ばれます。
 
このベースとバッテリーを接続している部分は捻ることで分解できます。
アトマイザーのタンクとベースを接続しているところもねじ切りがされています。
しっかりとベース部分を持って回転させましょう。リキッドが漏れないように注意するのがポイントです。
 
【ステップ2】アトマイザーそのものを分解します。
アトマイザーも分解できるタイプが多いです。台座になっている「ベース」。BDCやBVCなどの「コイルユニット」。
リキッドを保持する部分の「タンク」。吸い口部分の「ドリップ・チップ」です。
 
コイルユニットは鉄クロム合金(カンタル線)を使われていることが多いです。
温度を管理しているコイルは、ニクロム線とよばれることが多いニッケルクロムが使用されています。
カンタル線は錆びやすい特徴があります。外さずに水につけてしまうと錆が発生してしまいます。
 
メンテナンスをしたあとにキチンと水を切りましょう。加熱して水分を蒸発すれば錆を防ぐことができます。
コイルユニットを水につける場合は要注意です。
 
【ステップ3】ぬるま湯を使って綺麗に丁寧に洗い流します。
適当なサイズの容器を用意してぬるま湯を張ります。電子タバコのタンク内のリキッドをしっかりと洗い落としましょう。
アトマイザー(噴霧器)の台座に付いている空気穴・エアフローは古い歯ブラシを使って洗い落とせば綺麗になります。
 
吸い口のドリップ・チップは唇の皮脂がつきます。ぬるま湯では落ちないこともあるでしょう。
そんな場合は中性洗剤とスポンジを使うといいでしょう。スポンジも固い方でなく柔らかい方を使うことがポイントです。
ドリップ・チップの表面が削れないようにするからです。やさしく洗うこと。
 
【ステップ4】お湯を使って殺菌消毒をします。
分解したパーツを綺麗に洗ったあとは、消毒するステップになります。
電子タバコのリキッドに使用されているベジタブル・グリセリン(VG)は雑菌が繁殖しやすいです。
この部分はしっかりと殺菌するようにしましょう
 
殺菌消毒するには65度のお湯を使って30分浸けて放置します。また100度の熱湯で15分間程度煮沸消毒します。
芽胞を持たない病原菌は65度の温度で30分浸けおきする加熱処理で死滅します。
芽胞(がほう)とは胞子のことです。熱い温度に弱いアトマイザー(噴霧器)を使っている場合は、こちらの方法がいいでしょう。
 
ガラス製のアトマイザーはパイレックスガラス素材です。
パイレックスガラスは490度までの最高温度まで体熱する特徴があります。沸騰した熱湯で煮沸消毒しても平気です。
 
【ステップ5】キチンと乾燥して仕上げます。
分解したパーツを綺麗に洗浄。そして滅菌消毒。そのあとは仕上げとしてしっかりと乾燥させましょう。
アトマイザー(噴霧器)ベースに付いている空気穴に残っている水があれば、ティッシュペーパーで、こよりにして、吸い出せばいいです。
 
ベースの部分は念入りにしてください。通電装置も兼ねているからです。他のパーツよりも、シビアに乾燥させてください。
アトマイザーのタンク内部は綿棒を使って吸い出すと上手くゆきます。
乾燥させたらば、リキッドを補充させて組み立てます。組み立てするときも注意があります。
 
ネジを締めすぎないことや、バッテリーとのジョイント部分に水滴がついていないことをチェックすることです。
煮沸している場合はパーツの温度が十分に下がっていることを確認してから組み立てましょう。
コイルユニットを一緒に洗浄した人や、コイルユニットを交換した人もいるでしょう。
 
その場合はコイルユニットにリキッドが染みこんでから使用しましょう。
ドライヒットやドライバーなどの「空だき」状態になってしまいます。コイルユニットが破損してしまいますから注意してください。
5分程度放置しておけば大丈夫です。気になるならばコイルユニットのジュースホール部分に直接スポイトを使ってリキッドを吸わせてあげて使うといいです。
 
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